母は、
同じ紙の家計簿を
40年以上つけ続けている。
形式は、
一切変わらない。
6か月決算。
12か月決算。
そこから、
一年の予算を立てる。
今でも、
それを続けている。
アプリでもない。
自動連携でもない。
紙と、数字だけ。
その家計簿があったから、
・マンションを現金一括で購入
・家族が三か所に拠点を持つ生活
・収入や環境が変わっても破綻しない
全部、
耐えきった。
そしてもう一つ。
父が
新潟で亡くなり、
母は函館に戻った。
函館・五稜郭のマンション。
そこは、
母が父と一緒に決めた場所
だった。
父は、
そこに
一度も住むことなく
亡くなった。
60歳だった。
それでも、
生活は止まらなかった。
戻る場所が、
もう決まっていた。
悲しみはあった。
でも、
「どうする?」
で立ち止まることはなかった。
それは、
気持ちが強かったからじゃない。
数字で、
限界と選択肢を
把握していたから。
家計簿は、
節約の道具じゃない。
判断を先に済ませておく
インフラ
だった。
父は
そこに住まなかった。
でも、
母が父と一緒に決めた場所があり、
迷わず戻れた。
それで、
十分だった。
家計簿は、
未来を当てるためのものじゃない。
最悪の日でも、
生活を止めないための装置
だった。
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