友の会|十四話|共有できないと、理解した日


話し合えば、
前提は共有できる。

ずっと、
そう思っていた。


でも、
何度話しても
噛み合わなかった。


そこで、
ようやく理解した。

これは、
話し合いの問題じゃない。


前提そのものが違う。
しかも、
共有は不可能
だということ。


それが分かった瞬間、
私は
吹っ切れた。


理解してもらおうとするのを、
やめた。


代わりにやったのは、
設計の切り替え


銀行口座を、
細かく分けた。


芋を
あてにしない
家庭設計に切り替えた。


唯一、
前提が共有できていたのは、
生活費は共同口座から出す
という点だけ。


それ以外は、
共有しない。


芋は、
私が
いくつ口座を持っているのか
知らない。


でも、
それでいい。


これは、
隠しているわけじゃない。


役割を
分けただけ。


期待しない。
管理しない。
説得しない。


壊れない形にした。


ここから、
すべてが変わった。


揉めなくなった。
消耗しなくなった。
感情が先に立たなくなった。


正しさを揃えなくても、
生活は回る。


必要なのは、
同意じゃない。


設計
だった。


(つづく)

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