家庭内設計シリーズ|第18話(最終話)

家庭内設計とは、結局なにか

ここまで長く続けてきたけど、
最後に一つだけはっきりさせる。

家庭内設計は、
ノウハウでも
テクニックでも
理想論でもない。


これは思想。


家庭内設計が扱っているのは、
幸せの形じゃない。

詰まない構造。


このシリーズで
一貫していた前提はこれ。

・人は変わらない
・感情は暴走する
・正しさは人を殴る
・善意でもズレる
・話し合いは万能じゃない

だから、

・期待しない
・説得しない
・分かり合おうとしない

代わりに、
先に決める。


家庭内設計とは、

・揉めた時のための設計
・最悪の時に壊れないための設計
・感情が荒れた時に戻れる場所

を用意すること。


仲がいい時は、
設計はいらない。

問題は、
仲が悪くなった時。


このシリーズでやってきたことは、
全部これ。

・前提を分けた
・正しさを外した
・話し合いを神格化しなかった
・役割と責任を分けた
・信頼を後回しにした
・自由に枠をつけた
・感情を切り離した
・お金を構造で扱った
・仕事を序列から外した
・子どもを設計対象にしなかった
・老後と介護を善意に委ねなかった


これをやると、
どうなるか。

静かになる。


家庭は、
盛り上がらなくていい。

ドラマも
感動も
分かり合いも
必須じゃない。


必要なのは、

・回る
・続く
・詰まない

それだけ。


家庭内設計は、
仲良くする技術じゃない。

壊れにくくする思想。


もしこのシリーズを読んで、
「冷たい」と感じたなら、
たぶん合ってる。

でも、
冷たい構造は
長く持つ。


家庭は、
感情で守ると壊れる。

構造で守ると、
残る。


これで、
家庭内設計シリーズは終わり。

でも、
設計自体は
ここからが本番。

現実は、
常に動くから。

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