旅行者編

オーストラリア旅行中に倒れたら、医療費はいくらかかるのか

もし、私がオーストラリアに**短期旅行中(観光ビザ)**に脳出血を起こしていたら、
状況はまったく違っていました。

結論から言うと、
医療費は0ドルにはなりません。

オーストラリアでは、
観光客や短期滞在者であっても、
命に関わる緊急事態では治療を拒否されることはありません。

救急搬送、
手術、
ICU、
入院。

ここまでは、永住者と同じように行われます。

ただし、大きな違いがあります。

それは、
**治療後に医療費が「全額請求される」**という点です。

短期旅行者は
Medicare の対象外です。
そのため、公費負担は一切なく、
医療費は定価ベースで計算されます。

脳出血のような重症ケースでは、
手術・ICU・長期入院を含めて、
数百万円から1,000万円近い請求になることも珍しくありません。

「払えなかったら治療されないのか?」
と不安になる人もいると思いますが、そうではありません。

治療はされます。
ただし、請求は残ります。

その後、
本人・家族・保険会社、
場合によっては大使館が関わることになります。

ここで初めて重要になるのが、
海外旅行保険です。

十分な補償額の保険に入っていれば、
自己負担はほぼゼロに抑えられます。

逆に、
保険なしで重症を起こした場合、
人生で最も高額な請求書を見る可能性があります。

同じ脳出血でも、

  • 永住者なら:0ドル
  • 旅行者なら:数百万円以上

この差を生むのは、
病気の重さではなく、滞在資格です。

旅行は楽しいものですが、
同時に「無防備な状態」でもあります。

何かが起きたとき、
どこまで守られるのか。

それを知った上で旅をすることは、
自己責任ではなく、生存戦略だと思っています。

※本記事の内容は、本日執筆時点(現在)の制度・運用に基づく情報です。
制度や条件は今後変更される可能性があります。

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