ここまでの話で、
- FTBが減る
- CCSが減る
- 税率が上がる
- 子供費用が増える
そんな“中間層の現実”を書いてきました。
では結局、
普通の庶民はどう生きればいいのでしょうか。
私は最近、
ここが一番大事だと思うようになりました。
なぜなら、
頑張れば頑張るほど楽になる時代ではなくなってきているからです。
「もっと稼げば楽になる」が成立しにくい
もちろん、
収入が増えること自体は悪いことではありません。
ですが現実には、
収入アップ
↓
税金アップ
↓
補助減少
↓
固定費上昇
↓
生活レベル上昇
これが同時に起こりやすい。
すると、
年収は増えているのに、
なぜか余裕が残らない。
これはオーストラリアの中間層で、
かなり起きやすい構造です。
特に、
- 子育て世帯
- 共働き世帯
- 住宅費が高い地域
- private school
- 習い事が多い家庭
この辺りは、
“頑張っているのに苦しい”
状態に入りやすい。
一番難しいのは「飛び抜けられない層」
超富裕層まで行けば、
- 投資
- 法人
- Trust
- 資産運用
など、
別のゲームになります。
逆に低所得層は、
政府補助がかなり機能する場合もあります。
でも一番多いのは、
「普通に真面目に働いている庶民層」
です。
そして実は、
この層が一番難しい。
なぜなら、
- 稼ぎはある
- でも時間はない
- 補助は減る
- 税率は上がる
- 老後資金も必要
という、
“全部を自力で回すゾーン”
に入るからです。
だからこそ「固定費」が重要になる
ここで多くの人が、
「もっと収入を増やさなきゃ」
と考えます。
でも現実には、
収入アップには限界があります。
特に子育て世帯は、
- 時間
- 体力
- メンタル
も同時に削られる。
だから私は、
庶民にとって一番再現性が高いのは、
固定費最適化だと思っています。
固定費は、
一度下げると毎月自動で効きます。
しかも、
収入が落ちた時にも家計を守ってくれる。
これは精神的にもかなり大きい。
「幸せライン」を知っている人は強い
最近特に思うのは、
“自分はいくらで幸せに暮らせるのか”
を知っている人は強いということです。
多くの人は、
周囲に合わせるうちに、
- 家
- 車
- 教育
- 習い事
- 旅行
- 外食
全部が膨らんでいきます。
でもその結果、
生活レベルが下げられなくなる。
これは老後にも直結します。
だから40〜50代は特に、
「本当に必要なものは何か」
を一度整理してみる価値があると思います。
老後設計は、実は今の固定費で決まる
老後のお金というと、
多くの人はSuper残高ばかり気にします。
でも実際には、
“毎月いくら必要か”
の方が、
人生難易度に大きく関係します。
例えば、
- 持ち家か
- 家賃生活か
- 固定費が高いか
- downsizingできるか
これだけでも、
必要な老後資金は大きく変わります。
つまり、
老後設計は60代から始まるのではなく、
今の生活設計からすでに始まっている。
私はそう感じています。
次回は、
「幸せに必要なお金を知らないまま老後に入る危険」
について書いてみます。
家計設計屋より


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