副業広告の罠|雇われが嫌で起業して、もっと縛られる人たち【第6話】

雇われが嫌だ。

上司が嫌。
シフトに縛られたくない。
頑張っても給料が変わらない。
利益だけ上に吸われる気がする。

この感覚はよく分かる。

だから起業に惹かれる人は多い。

自分でやれば自由。
自分でやれば収入青天井。
自分でやれば人生が変わる。

このイメージも強い。

でも現実は、ここにも罠がある。

雇われを抜けたのに、
もっと重い鎖をつけてしまう人 がいる。

ビジネスを借金で買う。
加盟金を払ってフランチャイズに入る。
車両ローンで独立する。
家賃の高い店舗を契約する。
人件費を抱えてスタートする。

これをすると、最初から固定費が重い。

売上ゼロの日でも支払いは来る。
体調が悪くても請求は止まらない。
休みたくても休めない。

自由になるために始めたのに、
前より縛られる。

これは珍しくない。

ここで誤解してほしくないのは、雇われが負けではないことだ。

安定収入。
決まった時間。
責任の範囲が明確。
家族時間を確保できる。

これで満足しているなら、十分に良い選択だと思う。

逆に、モヤモヤしている人もいる。

頑張っても変わらない。
未来が見えない。
このままでいいのか不安。

その場合、立場を変える発想は価値がある。

ただし、やり方が重要だ。

いきなり大きく持たない。
借金で背負わない。
見栄で店舗を持たない。

まずは小さく持つ。

顧客1人。
週末だけ副業。
自分名義の契約1件。
オンライン相談1件。
近所の定期仕事数件。

この小ささが強い。

固定費が低い。
失敗しても戻れる。
学びながら育てられる。

ここでも命金は効く。

生活費数か月分の現金がある人は、
焦って大勝負しなくていい。

一発逆転ではなく、
小さく検証できる。

これがかなり大きい。

雇われか、起業か。
その二択ではない。

雇われながら育てる。
小さく持つ。
徐々に比重を変える。

こういう道もある。

次回は最終回。
副業広告に振り回されず、人生を変える人が選んでいる現実的な道について書きます。

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