副業広告には、数字がよく出てくる。
1日500ドル。
月収100万円。
初月で30万円。
3か月で独立。
なぜ数字は強いのか。
それは、人の脳が
具体的な数字を見ると現実味を感じやすい からだ。
曖昧な言葉より、数字は信じやすい。
「稼げます」より、
「1日500ドル」の方が本当に見える。
でも、ここに落とし穴がある。
数字は、事実かもしれない。
でも、全体像ではないことが多い。
たとえば1日500ドル。
1日だけ達成したのか。
広告費を使って出した売上なのか。
利益なのか売上なのか。
何時間働いたのか。
毎日再現できるのか。
ここが抜け落ちる。
数字は嘘でなくても、
切り取り方で印象は大きく変わる。
月収100万円も同じ。
売上100万円なのか。
経費を引いた手残りなのか。
一時的なのか継続なのか。
ここを見ずに数字だけ追うと危ない。
本当に見るべき数字は、派手な売上ではなくこういうものだ。
継続月数。
利益率。
再現性。
必要時間。
ストレス量。
生活との両立。
この数字は広告に出にくい。
なぜなら地味だからだ。
でも現実では、こっちの方が重要だと思う。
そして生活が苦しい時ほど、
大きい数字に心が揺れやすい。
今月足りない。
支払いがある。
現金が減っている。
その時に「500ドル」は救いに見える。
ここでも命金は強い。
生活費数か月分の現金があれば、
数字の誘惑に急かされにくい。
今日中に稼がなくていい。
今月だけで人生を決めなくていい。
この余裕が、人を守る。
数字を見るな、ではない。
数字だけ見るな、だ。
次回は、「子育て中の私でも」「会社員の私でも」など、共感を使った広告の強さについて書きます。


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