2024年2月その日、人生は一瞬で止まった。
救急車の中は、異様に寒かった。
隣には長男が乗っていた。
私はこう言ったらしい。
“Everything’s gonna be okay.”
それが、私の最後の記憶だ。
そこから先の記憶は、ない。
少なくとも1ヶ月分、まるごと消えている。
私がICUにいたことすら、そのときの私は知らない。
ICUで起きていること(本人)
ICUに入ると、本人は何もできない。
意識がない。
判断ができない。
働くこともできない。
未来のことなんて考えられない。
そもそも“考える”という行為自体が止まる。
ICUで起きていること(家族)
一番きついのは、家族側だ。
何が起きたのか分からない。
この先どうなるのかも分からない。
それでも、決断は迫られる。
治療、手続き、連絡。
そして——お金。
ここで一つだけ、はっきり言える。
考える時間なんてない。
この状態で頼れるのは、現金だけだ。
👉 命金(生活防衛費)の考え方はここでまとめている
https://ayalifeblog.com/inochigane-definition-emergency-fund-6-12-months/
収入はゼロになる
ICUに入った瞬間、収入は止まる。
会社員でも止まる。
自営業なら、その日からゼロだ。
回復にどれくらいかかるかも分からない。
1ヶ月か、3ヶ月か、それ以上か。
未来は読めない。
それでも支払いは止まらない
収入は止まる。
でも支払いは止まらない。
家賃や住宅ローン。
食費や生活費。
子どもの教育費。
そして、毎月の固定費。
何も変わらず、出ていく。
命金(生活防衛費)は“生きるための金”
命金(生活防衛費)は、ただの貯金じゃない。
生き延びるための金だ。
ICUに入る。
収入が止まる。
それでも生活は続く。
この“止まらない現実”を支えるのが命金だ。
はっきり言う。
命金がない状態でICUに入る=詰み。
なぜ保険や政府では間に合わないのか
「保険があるから大丈夫」
「政府の補助があるから何とかなる」
そう思っている人もいる。
でも現実は違う。
保険はすぐには下りない。
手続きが必要で、時間がかかる。
政府の補助も同じだ。
すぐに振り込まれるわけじゃない。
その間、生活は止まらない。
じゃあどうする?
借金か。
それは未来の切り売りだ。
状況をさらに悪化させるだけだ。
必要な命金はいくらか
目安はシンプルだ。
最低でも3ヶ月。
でも現実は、それでは足りない。
6ヶ月。
できればそれ以上。
例えば、月の生活費が$4,000なら
6ヶ月で$24,000。
これが“生き延びるライン”。
これは防げる話
この話は、特別な人の話じゃない。
誰にでも起こる。
でも、これは防げる。
固定費を見直す。
命金を作る。
その上で、投資をする。
順番は絶対に逆にするな。
まとめ
ICUは特別な出来事じゃない。
ある日、突然起きる。
そのとき、人生は止まる。
でも——
生活は止まらない。
だからこそ。
命金は選択じゃない。前提だ。


コメント