⑤ 女性から見たボートコミュニティの違和感

― 海の上の生活・女性の視点 ―

まず、事実から書く。

ボートコミュニティに、女性はいない。
正確に言えば、
コミュニティの中にいるのは100%男性のみ


「いる」と「数えられている」は違う

女性が物理的に
存在していないわけではない。

  • 船に女性はいる
  • 家族もいる
  • 会話もある

でも、

👉 コミュニティの構成員としては数えられていない

判断、情報、連携、
その中核にいるのは
常に男性だけ


判断は、最初から男同士で始まる

何かが起きたとき、

  • 天候
  • 故障
  • 移動
  • 対応

判断は、
ごく自然に男性同士で始まる

遮られることも、
拒否されることもない。

ただ、
最初から席が用意されていない


入れないのではなく、入るルートが存在しない

重要なのはここ。

  • 女性だから排除されている
  • 意地悪されている

そういう話ではない。

👉 入るためのルート自体が存在しない

  • どうすれば「中」なのか分からない
  • 何を知っていればいいのかも分からない
  • 基準が一切、言語化されない

男同士の、
何かがあるのだと思う。

視線なのか、
経験なのか、
沈黙なのか。

女の私には、
正直、さっぱり分からなかった。


プライベートに踏み込まない、という鉄のルール

この世界には
はっきりした美徳がある。

  • 必要なときは連携する
  • でも私生活には踏み込まない

これは
冷たさではなく、
機能性のための距離感

ただしこのルールは、

  • 家庭
  • 子育て
  • 感情

を抱える側にとっては、
声を上げにくい構造でもある。


「向いてない」で片付けられる仕組み

結果として、

  • 女性
  • 子育て世帯

は、静かに消えていく。

そして理由は、
たいていこの一言で終わる。

向いてない
海はそういう世界

でもそれは、
個人の適性ではなく
設計の問題だと思う。


敵意はなかった。ただ、世界が違った

誤解してほしくない。

  • いじめられたわけでもない
  • 排除されたわけでもない

ただ、

👉 前提が100%男性用に作られていた

それだけ。


この回の位置づけ

これは
男女論でも、
被害告発でもない。

  • 世界には前提がある
  • その前提は偏っている
  • 合わない人は静かに消える

それを、
撤退してから言語化したという話。


#ボート生活
#男の世界
#女性視点
#無言のルール
#撤退論

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