海外でうまくいかないとき、
多くの人がこう言う。
「英語ができないから」
「ネイティブじゃないから不利」
でも実際に起きている問題は、
英語そのものではない。
もっと手前の、構造の話だ。
日本で育つと「自分を売る設計」を教わらない
日本で評価されやすい行動は、だいたい決まっている。
- 出しゃばらない
- 空気を読む
- 波風を立てない
- 実績は黙って積む
これはこれで合理的だし、悪い話ではない。
ただしこの前提のまま海外に出ると、ズレが起きる。
海外ではまずこう聞かれる。
「で、あなたは何ができる人?」
ここに即答できないと、話が始まらない。
そこに英語の弱さが重なると、評価されにくくなる
日本式の「黙って察してもらう」スタイルに、
おぼつかない英語が重なると、こう見られやすい。
- 何ができる人か分からない
- 考えていることが見えない
- 自信がなさそう
- 判断や責任を避けそう
これは能力の問題ではない。
伝達設計の問題だ。
海外では、伝わらないものは
「無い」のと同じ扱いになる。
必要なのは「ペラペラ英語」ではない
誤解されがちだが、
必要なのは流暢さでも完璧さでもない。
最低限でいい。だが最低限は必須。
最低限とは
- 自分の役割を一文で言える
- できることを3つ説明できる
- 分からない時に止められる
- Yes / No を曖昧にしない
これができるだけで、
評価される土俵には乗れる。
海外では「察してくれる」は前提にない
海外では基本ルールが違う。
- 言えば伝わる
- 言わなければ伝わらない
- 曖昧なら判断できない
冷たいわけでも、厳しいわけでもない。
ただ構造が違うだけ。
英語は武器じゃない。通行証。
英語は強みではない。
通行証だ。
プレゼンは才能ではない。
技術だ。
日本人が海外で詰みやすいのは、
努力不足でも能力不足でもない。
この設計を教わっていないだけ。
最後に
最低限の英語力は、必要。
それは事実。
でも本質はそこじゃない。
「自分は何者で、何ができるのか」
それを言語化できるかどうか。
ここに気づいた人から、
静かに、確実に抜けていく。


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