YouTubeを見ていたら、元ゴールドマンサックスの方がこう言っていた。
「僕は現金は資産の1%しか持っていません。」
不動産、米国株、日本株、インド株。
現金が必要になったら株を売る。
なるほど。
その人の資産構成としては、別に間違っていないと思う。
でも、私はその話を聞いてすぐこう思った。
「一般人がこれ丸呑みしたら危なくない?」
投資の話と、人生の話は違う
投資家の話は、基本的に投資の効率の話だ。
現金は増えない。
株は成長する。
だからできるだけ現金を減らして投資に回す。
これは投資の理屈としては分かる。
でも、一般家庭のお金は少し違う。
家計は投資ゲームではなく、生活インフラだからだ。
食費
家賃
医療
子育て
全部ここから出ていく。
もし2ヶ月意識が無かったら?
私は昔、脳出血で倒れて二ヶ月ほど意識が無かった。
そのとき思う。
もしその間、生活費が無かったらどうなる?
投資どころではない。
人生には市場とは関係ないリスクがある。
病気
事故
仕事が止まる
家族の問題
こういうことは、ある日突然起こる。
だから私はまず
「死なない設計」
を考える。
現金1%が成立する人
もちろん、現金1%でも問題ない人はいる。
例えば
資産が数億ある
収入が安定している
投資経験が長い
こういう人にとっては株も流動資産になる。
必要になれば売ればいい。
でも、普通の家庭で資産1000万ならどうだろう。
現金1%は10万円。
これでは家計として成立しない。
投資の前に命金
私がよく書いている「命金」という考え方がある。
いわゆる生活防衛費だ。
これは投資ではない。
生きるためのお金。
投資はその上に乗る。
この順番を逆にすると、人生はかなり不安定になる。
最後はここに戻る
有名な投資家の言葉がある。
「他人の考えを借りるな。」
投資の世界でも、結局最後はここに戻る。
誰が言ったかではなく、
自分の前提で考える。
YouTubeでも、本でも、専門家でも同じだ。
参考にはなる。
でも丸呑みは危ない。
最後に思い出す言葉はこれだ。
自分の人生自分でやって。


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