金持ちはなぜ金持ちのままなのか|第3話 金持ちはなぜ税金をあまり払わないのか

「金持ちは税金を払っていない」

そんな話を
聞いたことがある人も多い。

もちろん実際には
税金を払っている。

しかし

多くの人が感じている違和感は
間違いではない。

理由は

お金の種類。


お金には2種類ある

税金の世界では
収入は大きく分かれる。

労働収入
資産収入

この違いが
税金の違いを生む。


労働収入

労働収入とは

働いて得るお金。

例えば

・給料
・ボーナス
・時給

多くの人の収入は
ここに集中している。

そして

ほとんどの国で

最も高く課税される。


資産収入

資産収入とは

資産から生まれるお金。

例えば

・株
・不動産
・投資
・事業

富裕層の収入の多くは
ここにある。


日本の税構造

日本の場合

労働収入の税率は

最大

約55%

(所得税+住民税)

一方

株などのキャピタルゲイン税は

約20%

つまり

資産収入の方が
税率が低い。


オーストラリアの場合

オーストラリアでは

キャピタルゲインは
通常の所得税扱い。

ただし

50%割引ルール

がある。

資産を

1年以上保有

した場合

利益の

半分のみ課税。

投資利益
$100,000

課税対象

$50,000

この金額に
所得税がかかる。

さらに

オーストラリアは

相続税がない。


アメリカの場合

アメリカはさらに特徴的。

長期キャピタルゲイン税

0% / 15% / 20%

所得により変わる。

さらに

アメリカには

Step-up in basis

という制度がある。

資産を相続すると

取得価格が

死亡時の価格にリセットされる。

例えば

購入価格
$100,000

死亡時
$1,000,000

相続人の取得価格

$1,000,000

つまり

過去の利益には
課税されない。


税制比較

労働収入キャピタルゲイン相続
🇯🇵 日本最大約55%約20%相続税あり
🇦🇺 豪州最大45%50%課税相続税なし
🇺🇸 米国最大37%+州税最大20%取得価格リセット

富裕層の収入構造

富裕層は

労働収入ではなく

資産収入

が中心。

例えば

・配当
・株の値上がり
・事業利益

つまり

税制のルールの中で

有利な位置にいる。


鬼の結論

金持ちは

税金を払っていないのではない。

税制の構造の中で
有利な収入を持っている。

普通の家庭は

労働収入。

富裕層は

資産収入。

この違いが

税金の違いを生む。


※注意
本記事は税制の構造を理解するための一般的な説明です。税率や制度は変更される可能性があり、個別の状況によっても異なります。具体的な税務判断については、必ずご自身で最新情報をご確認ください。

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