前回の記事では
日本社会の特徴として
学歴と賃金が強く結びついている
という話を書いた。
学歴
↓
就職
↓
収入
この流れが
かなり強くつながっている社会だ。
そしてこの構造は
もう一つの特徴を生む。
それは
人生が一本道になりやすいこと。
日本では
ある程度
決まった人生の順番がある。
大学
↓
就職
↓
結婚
↓
出産
↓
住宅購入
もちろん
すべての人が
この通りではない。
でも社会の空気として
この順番が自然
とされることが多い。
そしてこの順番を
外れると
不安が大きくなる。
例えば
子どもを先に産んで
そのあとキャリアを作る。
こういう生き方は
日本では
まだ少し
難しい。
キャリアの途中で
止まると
戻りにくいこともある。
一方で
海外では
少し違う風景を見ることもある。
例えば
子どもを育てながら
大学に通う人。
家族を持ったあとで
キャリアアップする人。
年齢に関係なく
学び直す人。
こういう姿は
それほど珍しくない。
人生の順番が
必ずしも
一本のレールではない。
途中で
学ぶ
働く
子育て
その順番が
入れ替わることもある。
もちろん
どの社会にも
大変なことはある。
でも
人生のレールが
一本しかない社会では
途中で立ち止まることが
大きなリスクになる。
そうなると
人は
慎重になる。
子どもを持つことも
「準備が整ってから」
と考えるようになる。
これは
個人の価値観というより
社会の設計の問題なのかもしれない。
そしてもう一つ
忘れてはいけない前提がある。
社会は変わっても
人間の体は変わっていない。
この話を
次の記事で考えてみたい。
このシリーズは⑧-社会・制度の前提にまとめていきます。


コメント