命金|まとめ

命金とは何か

父は59歳で亡くなった。

くも膜下出血。

私は24歳だった。

突然だった。


父が亡くなったあと
母は新潟で一人荷造りをして
函館へ戻った。

父が買っていた
五稜郭タワー横のマンションへ。

父はそこに
一日も住むことなく亡くなった。

そのマンションで
母は今も暮らしている。


母が動けた理由。

それは

命金。

現金の貯金。


母は特別な人ではない。

ただ

家計を管理し
借金をせず
生活を整えていた。

その結果
命金が残った。

そして

父の死のあと
母はその命金で
人生を立て直した。


それから24年後。

今度は私が倒れた。

脳出血。

血圧250。

2ヶ月意識なし。

世帯収入は
8ヶ月止まった。


それでも
生活は続いた。

理由は同じ。

命金。


母は命金で
人生を立て直した。

私は命金で
生き延びた。

つまり

命金は二世代を救った。


命金は

節約でも
貯金でもない。


人生が止まったときの燃料。


人生は突然止まる。

病気
事故
失業
介護

誰にでも起こる。


だから

命金。

現金を用意しておく。


本当に突然起きる。

誰にでも。


だーかーらー。

命金。


※この話は「思考の前提」カテゴリにまとめてあります。

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