自由の値段|第6話 22歳、−100kと+100kの違い

※ここで扱うのは「順調にいった場合」のモデルである。
就職できた。初任給も想定通り。大きなトラブルなし。
まずはこの“晴天バージョン”で比較する。


同じ22歳。

同じ電気系。

同じ年収80k。

でも。

Aは、負債 −100k。

Bは、貯金 +100k。

数字上の差は200k。

でも本当に違うのは、心理だ。


−100kスタート

毎月給料は入る。

でも、頭のどこかに残る。

「まだ借金がある」

HECSは破綻しにくい。

返済ゼロの年もある。

でも、消えてはいない。

生活費を払いながら、回収する。

昇給を待つ。

リスクは取りにくい。

転職?
大学院?
起業?

少し重い。


+100kスタート

同じ年収。

でも、余白がある。

失業しても耐えられる。

半年立ち止まっても崩れない。

転職に挑戦できる。

失敗できる。

選べる。

ここが違う。


何が一番違うか

焦り。

−100kは回収フェーズ。

+100kは選択フェーズ。

22歳の数年を、

借金返済に使うのか。

挑戦に使うのか。

同じ電気系でも、

滑走路の長さが違う。


もう一度言う。

これは順調にいったケースだ。

荒天になれば、差はさらに広がる。

でもまずは、

晴天でもこれだけ違う。

22歳の景色は、

設計の結果だ。

自立は年収ではない。

余白の量だ。

その余白をどう作るか。

それが設計だ。


次回は、30歳までのパスウェイ。

順風の場合と、
うまくいかなかった場合。

ここから本番。

この話は②人生設計の前提にまとめている。

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