前話では、電気系進路の4ルートを横並びで比べた。
でも、あの比較には“もう一つの巨大な変数”がある。
住む場所。
職業よりも、実は強い。
前提を置く。
シェアハウス(Gold Coast)
- 生活費 約$29,640/年
ボート残留(週0・食事込み)
- 住居+食事 $15,600/年
- 交通等 $3,000/年
▶ 合計 約$18,600/年
差額は、約$11,000/年。
4年で、約$44,000。
この差は軽くない。
大学直行の場合
シェアだと、卒業時負債 約-$108k。
ボート残留($300)なら、
在学中の生活赤字は年間約-$5,600。
4年で約-$22,400。
+ HECS $36,000。
▶ 卒業時負債 約-$58,000。
差額 約$50,000。
22歳の心理は、まるで違う。
見習いの場合
シェアだと4年で約$48k貯蓄。
ボート残留($300)なら、
年間約$23k貯蓄。
4年で約$93k。
差額 約$45k。
22歳で手元にある資金が変わる。
選択肢の幅が変わる。
見えること
住居は、最大のレバーだ。
どの職業を選ぶかより、
どこに住むかの方が
若いうちは影響が大きい。
固定費は重力。
重力が軽いほど、
加速は早い。
ただし。
ボート残留は金融的に有利でも、
心理的には完全自立ではない。
市場家賃を払っていない。
家族経済圏の中にいる。
だからこれは
「甘え」か。
それとも
「戦略」か。
答えは設計次第だ。
高校卒業後は、
陸でもボートでも条件は揃う。
働ける。
フルタイム可能。
時間制約が消える。
つまり、
ボートが問題なのではない。
条件の設計が問題だ。
週$300は、
守りすぎでもなく、
市場価格でもない。
滑走路を延ばしながら、
地面の重さも感じさせる価格。
自立は、場所ではない。
条件と設計だ。
この話は②人生設計の前提にまとめている。


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