終身雇用と自己PRはなぜ相性が悪いのか
LinkedInに登録して最初に感じた違和感は、
「自己PR、強いな。」
だった。
実績を書く。
数字を書く。
成果を書く。
悪いことではない。
むしろ自然だ。
でも日本人には少しハードルが高い。
なぜか。
終身雇用の設計
終身雇用は、
- 長期雇用前提
- 社内評価重視
- 年功序列
- 横並び文化
この設計で回ってきた。
この世界では、
外に向けて自分を売る必要がない。
評価者は上司であり、
社内の人間だ。
自己PRは“外向き”の技術
自己PRは、
- 市場に向けての発信
- 自分の価値の言語化
- 比較前提の世界
終身雇用は“内向き”。
自己PRは“外向き”。
方向が逆。
だから相性が悪い。
出る杭は打たれる文化
終身雇用社会では、
協調が優先される。
個の突出は歓迎されにくい。
でもLinkedInの世界では、
突出が武器になる。
成果を出した人ほど語る。
ここで文化衝突が起きる。
制度が変わっても、感覚は残る
問題はここだ。
終身雇用は揺らいでいる。
でも、
終身雇用的な感覚は残っている。
- 自己PRは気が引ける
- 実績を堂々と書けない
- 転職を匂わせるのが怖い
制度は変わっても、
前提は変わっていない。
人生設計として考える
会社に忠誠を誓うことと、
自分の価値を可視化することは、
本来は矛盾しない。
でも日本では、
どこか裏切りのように感じる。
そこを切り離せるかどうか。
これがこれからの働き方の分岐点になる。
私は思う。
終身雇用が悪いわけではない。
自己PRが偉いわけでもない。
ただ、
設計が変わったのに、
思考がアップデートされていない。
そこに違和感がある。
LinkedIn登録は、
自己顕示のためではない。
人生設計のアップデートの一部だ。
この話は② 人生設計の前提カテゴリーにまとめている。


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