未来の働き方|第4話

終身雇用と自己PRはなぜ相性が悪いのか

LinkedInに登録して最初に感じた違和感は、

「自己PR、強いな。」

だった。

実績を書く。
数字を書く。
成果を書く。

悪いことではない。

むしろ自然だ。

でも日本人には少しハードルが高い。

なぜか。


終身雇用の設計

終身雇用は、

  • 長期雇用前提
  • 社内評価重視
  • 年功序列
  • 横並び文化

この設計で回ってきた。

この世界では、

外に向けて自分を売る必要がない。

評価者は上司であり、
社内の人間だ。


自己PRは“外向き”の技術

自己PRは、

  • 市場に向けての発信
  • 自分の価値の言語化
  • 比較前提の世界

終身雇用は“内向き”。

自己PRは“外向き”。

方向が逆。

だから相性が悪い。


出る杭は打たれる文化

終身雇用社会では、

協調が優先される。

個の突出は歓迎されにくい。

でもLinkedInの世界では、

突出が武器になる。

成果を出した人ほど語る。

ここで文化衝突が起きる。


制度が変わっても、感覚は残る

問題はここだ。

終身雇用は揺らいでいる。

でも、

終身雇用的な感覚は残っている。

  • 自己PRは気が引ける
  • 実績を堂々と書けない
  • 転職を匂わせるのが怖い

制度は変わっても、
前提は変わっていない。


人生設計として考える

会社に忠誠を誓うことと、

自分の価値を可視化することは、
本来は矛盾しない。

でも日本では、

どこか裏切りのように感じる。

そこを切り離せるかどうか。

これがこれからの働き方の分岐点になる。


私は思う。

終身雇用が悪いわけではない。

自己PRが偉いわけでもない。

ただ、

設計が変わったのに、
思考がアップデートされていない。

そこに違和感がある。


LinkedIn登録は、

自己顕示のためではない。

人生設計のアップデートの一部だ。


この話は② 人生設計の前提カテゴリーにまとめている。

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