(⑧-社会・制度の前提)
日本は単一民族国家だ。
長い間、そう語られてきた。
だが、本当にそうだろうか。
🇯🇵 日本の民族という構造


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日本には
- 大和民族(和人)
- アイヌ民族
- 琉球民族
という歴史的背景がある。
しかし日常会話で
「日本民族」という言葉はほとんど使われない。
代わりに
「アイヌ民族」「琉球民族」
と、少数側にだけ“民族”という言葉が付く。
ここに前提がある。
多数派は“標準”になる。
標準は透明化する。
透明なものは、民族と呼ばれない。
単一民族という物語
近代国家を作る過程で、
日本は
国民=民族=文化=言語
という一体モデルを強く打ち出した。
国家統合には
共通物語が必要だった。
その結果、
「単一民族国家」という自己像が定着した。
しかし現実はもっと多層だ。
文化も歴史も地域も違う。
それでも、
多数派である“和人”は
民族として意識されない。
なぜ違和感が出るのか
海外で「Japanese」というと
民族ラベルになる。
だが日本国内では
民族を意識する機会が少ない。
だから
民族という言葉を使うと
特別扱いしている感覚が出る。
だが実際は、
日本人も民族の一つ。
ただ、
多数派だから意識されないだけ。
所属とは何か。
民族は特別なものか。
それとも、
多数派が透明化しているだけか。
次回。
帰化しない日本人の構造。
このシリーズは⑧-社会・制度の前提カテゴリーにまとめてます。


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