(⑧-社会・制度の前提)
オーストラリアは移民国家だと言われる。
それでも、
“Aussie” という言葉には
独特の重みがある。
血か。
市民権か。
それとも育ちか。
🇦🇺 オーストラリアの歴史的背景

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- 1788年のイギリス入植
- 白豪主義(White Australia Policy)
- 戦後の多文化主義政策
公式には多文化国家。
だが心理レベルでは、
「古い移民」と
「新しい移民」の境界が残る。
市民権を取ればAustralian。
でも、
“Are you Aussie?” と聞かれたとき、
答えは人によって違う。
生まれ育った人は
自然に “I’m Aussie” と言う。
帰化した人も
法的には “Aussie”。
だが、
血統や外見が違うと
その言葉が問い直されることもある。
ここにあるのは、
法的定義と
文化的定義のズレ。
国家は、
市民権で所属を定義する。
社会は、
見た目や歴史で所属を感じる。
個人は、
守られた場所で所属を決める。
では何世代目で
“内側”になるのか。
1世代目か。
2世代目か。
3世代目か。
答えは固定されていない。
所属は静的ではない。
制度が変われば、
定義も変わる。
次回。
帰化しない日本人の構造。
必要がないという選択。
このシリーズは⑧-社会・制度の前提カテゴリーにまとめてます。


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