まとめ回|15歳の君へ

15歳の君へ。

君はまだ、人生は長いと思っているだろう。

時間は無限にあるように見える。

失敗は終わりのように感じる。

でもな。

人生は、壊れる。

身体も壊れる。

計画も壊れる。

人もいなくなる。

それは、必ず起きる。


私は2年前、脳出血で倒れた。

止まりかけた。

未来が消えるかもしれないと思った。

同じ年に、義父は旅立った。

89年生きて、静かに去った。

そして今、私は義父の
🚙 Nissan X-Trail を運転している。

エンジンを載せ替えてまで守った車だ。

壊れたから終わりにしなかった人の車だ。


覚えておいてほしい。

壊れたら終わりではない。

直せるなら、直せばいい。

時間がかかってもいい。

形が変わってもいい。

スピードが落ちてもいい。

走れれば、それでいい。


世の中は「新品」を勧める。

新しいもの。

早いもの。

目立つもの。

でも本当に強いのは、

続けられるものだ。

壊れても戻る力だ。

途中で投げない姿勢だ。


私は今、人生で一番最高だと思っている。

怖さは1ミリもない。

あるのは、希望と期待だけ。

それは、何も失わなかったからじゃない。

一度壊れたからだ。

恐怖を通ったからだ。

だから未来が怖くない。


君がこれから何を選んでもいい。

攻めてもいい。

失敗してもいい。

転んでもいい。

でも、自分を捨てるな。

壊れても、自分を載せ替えろ。

修復を選べ。

それが一番強い。


もし私が何かを残せるなら、

お金よりも、

この姿勢を残したい。

壊れても終わらないという前提を。

人生は、思っているより短い。

でも、思っているより何度でも始められる。

走れ。

止まっても、また走れ。

母より。

aya story

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