だから私は、これから伝えていく
あの頃、
子どもたちはまだ小さかった。
だから当然、
私たちがどれだけギリギリだったかなんて、
何ひとつ知らない。
5ドルが払えなくてプレイグループに行けなかったことも、
スーパーでカードがdeclineし続けていたことも、
誕生日会を仮病で欠席していたことも。
家の中では、
できるだけ普通に、
できるだけ明るく、
「大丈夫」を演じていた。
親だから。
それしか選択肢がなかった。
子どもは、
守られて育つものだと思っていた。
不安や現実は、
大人が引き受けるものだと思っていた。
でも今は思う。
守ることと、
隠し続けることは、
同じじゃない。
子どもが成長していく中で、
いつか必ずお金の話に出会う。
我慢の話に出会う。
選択の話に出会う。
その時、
「知らなかった」
「教えてもらってない」
ではなく、
「うちはこうやって生きてきた」
という土台を、
ちゃんと渡したい。
私たちは、
借金をしなかった。
近道は選ばなかった。
時間をかける道を選んだ。
それは、
我慢大会でも、
美談でもない。
判断の話だ。
生き方の話だ。
今すぐじゃなくていい。
重たい話にする必要もない。
でも、
少しずつ。
生活の中で。
会話の端々で。
「楽じゃなかった時代があった」
「それでも折れなかった」
「だから今がある」
その事実を、
これから子どもたちに伝えていきたい。
成功談としてじゃなく。
苦労話としてでもなく。
選択の記録として。
子どもたちがいつか、
迷った時、
苦しくなった時、
「うちの親は、
こういう時、
こうやって生きてた」
そう思い出せるように。
それだけでいい。
これは過去の話じゃない。
これから渡していく話だ。
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