第4話|繰上げ返済は正義か?
住宅ローンを組むと必ず出てくる議論。
「繰上げ返済したほうがいいよ。」
それ、半分正しい。
半分、思考停止。
繰上げ返済のメリット
- 支払う利息が減る
- 返済期間が短くなる
- 精神的安心感がある
ローン金利が6%なら、
それは「確定6%のリターン」と同じ。
数字だけ見れば、かなり強い。
でもここで問い直す
そのお金、
本当に全部ローンに入れていいのか?
オーストラリアの現実

4
豪州は長期的に
- 不動産も上がってきた
- 株式市場も成長してきた
ここで思想が分かれる。
A派:確実性重視
→ ローン減らすのが最優先
B派:成長重視
→ 投資で増やす
どちらも間違いではない。
問題は「余白」
余白ゼロで投資はギャンブル。
余白ゼロで繰上げも危険。
なぜか?
繰上げで資金を固定すると、
- 失業時に引き出せない
- 急な出費に対応できない
安心を取りに行って、
流動性を失う。
4%ルールとの接続
もしあなたが将来、
投資で不労所得を作りたいなら。
住宅ローンを早く消すことと、
資産を育てること。
この2つはトレードオフになる。
ローンを減らす=リスク減
投資を増やす=将来の自由増
どの自由を取るかの話。
正解は一つではない
重要なのはこれ。
思想を持って選べ。
- 金利何%?
- 投資期待リターン何%?
- 余白どれだけ?
- 性格は?
これを整理せず、
「みんな繰上げしてるから」
それが一番危険。
鬼の結論
繰上げ返済は正義ではない。
投資も正義ではない。
正義は設計。
自分の人生の優先順位を言語化しない限り、
どちらを選んでも後悔する。
住宅ローンは数字の話に見えて、
実は思想の話。
次は第5話。
住宅は資産か?負債か?
ここで幻想を一度壊す。


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