第2話|“月々◯ドル”という魔法
新車ローンが売れる理由はシンプルだ。
月額に分解するから。
① 月額表示の心理トリック
例えばこうだ。
車価格:30,000ドル
金利:6%
期間:5年
月々は約580ドル前後。
580ドルなら払えそうに見える。
だが、総支払額は約34,800ドル。
約4,800ドルは利息だ。
「580ドルの車」ではない。
34,800ドルの買い物だ。
人は総額より月額に反応する。
これが罠。
② 月額で考えると判断が狂う理由
月額思考になると、こうなる。
・期間を伸ばせば安く見える
・頭金を減らしても気にならない
・オプションを足しても“ちょっとだけ”
気づいたら総額が膨らんでいる。
月額は痛みを分散させる。
だが総額は増えている。
③ 期間を延ばすという危険
最近は7年ローンも珍しくない。
7年払うということは、
7年間固定費が確定するということ。
転職
出産
病気
収入減少
何が起きても払う。
固定費は未来の選択肢を奪う。
④ 家計設計の原則
ローンを組む前に見るべきはこれ。
✔ 総支払額
✔ 利息総額
✔ その期間の固定費総額
✔ 命金が減らないか
月々払えるかどうかではない。
払う意味があるかどうか。
⑤ 鬼の一言
「月々◯ドル」は安心の言葉じゃない。
思考停止のスイッチだ。
車は移動手段。
だがローンは、
未来の自分を縛る契約だ。


コメント