底上げが合う子と、
合わない子がいる。
これは
優劣の話でも、
能力の話でもない。
前提の相性の話。
日本の教育が得意なのは、
「落ちこぼれさせない」こと。
・一定のラインを下回らせない
・全体を引き上げる
・結果が見えない子を放置しない
この設計で、
救われてきた子は本当に多い。
特に、
・不安が強い子
・指示があるほうが動きやすい子
・結果が出ると安心できる子
こういうタイプは、
底上げの仕組みと相性がいい。
早めに評価が見えることで、
自分の位置が分かる。
不安が減る。
踏ん張れる。
一方で、
底上げがしんどくなる子もいる。
・伸びるまでに時間がかかる
・途中経過が地味
・結果が出る前に疲れやすい
こういうタイプの子は、
底上げの中で
「遅れている自分」を
早く意識してしまう。
まだ途中なだけなのに、
もう比較が始まる。
まだ根を張っている段階なのに、
結果で呼ばれる。
すると、
力を出す前に
自分を小さくする。
どちらが正しい、じゃない。
どちらが合うか。
それだけ。
そしてもうひとつ大事なのは、
これは
一生固定される話じゃない、
ということ。
今は底上げが合っている子も、
成長の途中で
しんどくなることがある。
今は時間が必要な子も、
ある時期から
評価が力になることもある。
前提は、
途中で変えていい。
子どもが変わるから。
環境も変わるから。
だから、
「どっちが正解か」を
決めに行かなくていい。
今、
どの前提で
この子を見ているか。
それを
仮置きできれば十分。
結果が出ない時間を、
「遅れ」と見るか。
「準備中」と見るか。
この違いが、
親の関わり方を変える。
声のトーンを変える。
待ち方を変える。
掘るか、掘らないかを変える。
教育は、
方法の選択じゃない。
前提の選択。
このシリーズでやっているのは、
子どもを分類することじゃない。
親が
どんな前提で
その子を見ているかを
言語化すること。
この話は教育シリーズとして続いていくし、文脈としては
#教育 #子育て #前提 #結果が出ない時間 #底上げ教育 #教育の前提


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