前回は、
「結果が出ない時間」を
失敗にしない、という前提の話をした。
今回はそこから一歩進めて、
**親が“やらなくていいこと”**をはっきりさせる。
教育って、
「何をすればいいか」ばかり聞かれるけど、
実は逆。
やらないことを決めた家庭のほうが、
子どもは安定する。
まず、やらなくていいこと。
結果を急いで回収しようとすること。
テスト、成績、評価、順位。
分かりやすい指標を
早く取りに行きたくなる気持ちは分かる。
でも、
根が張ってない段階で
数字を取りに行くと、
だいたい歪む。
覚えるだけの勉強になる。
怒られないための行動になる。
「できるフリ」が上手くなる。
次に、やらなくていいこと。
他の子と比べること。
比較は、
一見やる気を出させるように見えるけど、
長期的には
「自分のペース」を壊す。
特に、
伸びるタイミングが遅い子ほど、
比較は毒になる。
まだ芽が出てないだけなのに、
「遅れてる」というラベルを
先に貼られるから。
次。
親が正解を当てに行くこと。
どの塾がいいか。
どの教材が合うか。
どの進路が正しいか。
当てに行くほど、
外れたときに
すぐ掘り返したくなる。
でも、
教育において一番強いのは、
正解を当てる親じゃない。
途中で壊さない親。
子どもが育つ過程って、
だいたい地味で、
分かりにくくて、
手応えがない。
だから不安になる。
でもそこで、
手を入れすぎない。
声をかけすぎない。
環境を変えすぎない。
「まだ?」を言いすぎない。
これは放置じゃない。
信頼。
やらないことを決めるのは、
サボりじゃない。
覚悟。
結果が出ない時間を、
「失敗」にしないための
一番大きな仕事。
このシリーズで言っている教育は、
伸ばす技術の話じゃない。
壊さない設計の話。
この前提は、
複利の話とまったく同じ。
種をまいたら、
水をやって、
あとは待つ。
育ってないからって、
掘り返さない。
この考え方は、教育シリーズとして続けていくし、文脈としては #教育 #子育て #前提 #結果が出ない時間 #掘り返さない そんな場所に置いてある。


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