複利の話を書いていて、
ずっと頭にあったことがある。
これ、
一番必要なのは子どもじゃなくて、親のほうだなって。
勉強でも、進路でも、性格でも、
結果が出ない時間って必ずある。
というか、
結果が出ない時間のほうが圧倒的に長い。
でも多くの教育は、
この時間を
「停滞」
「遅れ」
「問題」
として扱う。
すると親は焦る。
このままで大丈夫?
今、何か手を打つべき?
もっと合う方法があるんじゃない?
で、
掘り返す。
塾を変える。
教材を変える。
声かけを変える。
環境をいじる。
悪気はない。
むしろ、必死。
でも、
育ってないのに掘り返すと、どうなるか。
根が張る前に、切れる。
複利の話で出てきた
「種をまいて、水をやって、待つ」
あれ、教育でもまったく同じ。
学力も、
自己肯定感も、
考える力も、
ある日いきなり完成するものじゃない。
見えないところで根を張って、
ある日まとめて芽が出る。
その途中を見て、
「まだ芽が出てない」
「伸びてない」
「遅れてる」
と判断してしまうのが、
一番危ない。
これは、
能力の問題じゃない。
努力の量の問題でもない。
時間の扱い方の問題。
結果が出ない時間を、
失敗として扱うか。
それとも
育っている途中として扱うか。
ここで教育は、
完全に分かれる。
掘らない、という選択は、
何もしないことじゃない。
信じる。
比べない。
急がせない。
これを
親が引き受ける、ということ。
正直、
こっちのほうがずっと難しい。
でも、
これができる家庭は静かに強い。
結果が出る前に、
子どもが壊れないから。
このシリーズでは、
「どう伸ばすか」よりも先に、
どう壊さないかを考える。
結果が出ない時間を、
失敗にしない。
掘り返さない。
待つことを、
放置と勘違いしない。
これは教育の話であり、同時に人生の前提の話でもある。
この考え方は教育シリーズとしてまとめていくし、文脈としては #教育 #子育て #前提 #複利 #結果が出ない時間 そんな場所に置いてある。


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