人生が苦しくなる瞬間って、
だいたい突然じゃない。
音もなく、
ゆっくり、
選択肢が削られていく。
お金がないから、
この仕事を続けるしかない。
他に収入源がないから、
理不尽でも辞められない。
住む場所を変える余裕がないから、
人間関係も環境も我慢する。
これ、
本人の意思が弱いわけでも
努力してないわけでもない。
最初から
「選択肢を持たない設計」だっただけ。
選択肢がない状態では、
人は必ず
「耐える」という判断をする。
選んでいるようで、
実は選ばされている。
そして怖いのは、
この状態が長く続くと
それが“普通”になること。
「みんな我慢してる」
「生活ってこんなもの」
「贅沢言えない」
そうやって自分を納得させながら、
さらに選択肢を捨てていく。
勉強しない。
調べない。
考えない。
だって、
考えたところで
どうにもならないから。
でもね、
ここが一番の勘違い。
人生を詰ませるのは
失敗じゃない。
大きな決断でもない。
「何も持たないまま、
時間だけが過ぎること」。
選択肢って、
使わなくてもいい。
やらなくてもいい。
動かなくてもいい。
ただ
持ってさえいればいい。
それがあるだけで、
人は追い込まれない。
だから私は、
今すぐ動けと言わない。
今すぐ変われとも言わない。
ただ、
静かに積み上げようと言う。
今は使わない選択肢を。
今は選ばない未来を。
選択肢がある人は、
耐えなくていい。
耐えなくていい人は、
人生を恨まなくて済む。
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