やっと自分の番が来たので、静かにします|3話目

男の子だった、という決定的な違い

これ、
子どもが男の子だったっていうのも
かなり大きいと思っている。

しかも、
15歳と13歳。
男の子が2人。

ある時期を境に、
家の重心が
私から一気に離れた。

もし女の子だったら、
たぶん様子は違ったと思う。

共感の線でつながり続けるし、
距離も、もう少し近かったはずだ。

でも、男の子は違う。

ある年齢で、
母親から物理的にも心理的にも離れる

それは冷たさでも、
拒絶でもない。

構造だと思う。

特に15歳の長男は、
芋から見て
「俺の意思を継いでくれそうな存在」
そう感じ始める年齢。

言葉にしなくても、
空気で分かる。

あ、
この子はもう
母親の管轄じゃないな、って。

父から息子へ。
教えるでも、語るでもなく、
背中で渡される何か。

その輪の中に、
私はもういない。

でも、
置いていかれた感覚はなかった。

むしろ
「移行完了」
という感覚に近い。

男の子が2人、
しかも思春期ど真ん中。

重心が一気に移ったのは、
偶然じゃない。

私が降りる準備をしていて、
芋と長男が
受け取れる位置に来ていただけ。

私は
何かを失ったわけじゃない。

ちゃんと
次に渡ったのを
見届けただけ。

だから今、
静かでいられる。


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#50代
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