60代・老後シリーズ|一般論編

④ 老後の「最低ライン」は、こうやって作る

老後の話になると、
「結局、いくら必要なの?」
と聞かれることが多い。

でも最初にやるべきは、
金額を出すことじゃない。

最低ラインの作り方を知ることだ。


最低ラインは「理想」から作らない

多くの人がやりがちなのは、
今の生活を基準に考えること。

・今の家
・今の固定費
・今のペース

でも老後の最低ラインは、
今の延長で作らない

老後は、
縮むのが前提だから。


ステップ①「絶対に要るもの」だけ残す

まずは、
生活を分解する。

・住居
・食費
・光熱・通信
・医療・保険
・移動

この中で、
生きるのに必須なものだけを残す。

快適さや理想は、
一度ぜんぶ外す。


ステップ②「下げられる余地」を確認する

次にやるのは、
削ることじゃない。

下げられるかどうかを確認する。

・住居費は下げられる?
・場所を変えたらどうなる?
・頻度を落とせる支出は?

ここで大事なのは、
今すぐ下げることじゃない。

下げられる選択肢があるかを見る。


ステップ③「一番低い想定」を作る

老後の最低ラインは、
ベストケースじゃない。

ワースト寄りで考える。

・収入が減ったら
・体力が落ちたら
・場所を変えたら

この条件で
「これなら回る」
というラインを一つ作る。

これが、
あなたの最低ライン。


ステップ④ 数字は“幅”で持つ

最低ラインは、
ピンポイントで決めない。

・これ以下だと厳しい
・ここまでなら余裕

で持つ。

幅があると、
状況が変わっても
慌てなくて済む。


最低ラインを知ると、何が変わるか

最低ラインが見えると、
老後の景色が変わる。

・不安が具体化する
・最悪を想像しても詰まない
・今やるべきことが分かる

老後不安の多くは、
「漠然」としているから
大きくなる。

最低ラインは、
その漠然さを壊す。


老後設計は「積み上げ」じゃない

老後というと、
どうしても
積み上げる話になりがちだ。

でも実際は逆。

下ろせるかどうか
老後の安定を決める。

最低ラインは、
そのための土台。


次は、
⑤ 老後に向けて「今からやっておくと効くこと」
──40代・50代からでも間に合う話を書く。


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