⑦ それでも交わる人たちは、どんな人か
ここまで読んで、
「じゃあ、絶対に交わらないのか?」
そう思った人もいるかもしれない。
答えは、NOだ。
交わる人は、確かにいる。
ただし、かなり条件が限られている。
まず多いのが、
スポーツが軸にある人。
サッカー、ラグビー、サーフィン、フットボール。
言語よりも、
体を動かすこと、チームとして機能することが優先される場では、
人種の壁は一気に低くなる。
次に、
仕事で欠かせないポジションを担っている人。
代替がきかない。
信頼されている。
結果を出している。
この場合、
国籍はほとんど関係なくなる。
あとは、
家族やパートナー経由。
ローカルと結婚した人。
子どもを通じて、長期の関係を持つ人。
学校、スポーツクラブ、地域活動。
ここでは「消えない前提」が生まれる。
そして、
もう一つ大きいのが、
時間軸が長い人。
来年いなくなる人ではなく、
この先もここにいる人。
住み続ける人。
関係が積み上がる人。
共通点は、はっきりしている。
- 短期ではない
- 役割がある
- 代替されにくい
- 消えない前提がある
逆に言えば、
「現地の人と仲良くなりたい」
という気持ちだけでは、交わらない。
感情ではなく、
構造が先だからだ。
だから、
交われない人が劣っているわけでも、
失敗しているわけでもない。
ただ、
その前提にいないだけ。
オーストラリアでは、
無理にその前提に乗らなくても、生きていける。
共存はする。
距離も保てる。
それでも、社会は回る。
それが、
この国の多様性の強さだ。
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