再発が怖いという感覚
――ネガティブじゃない、綱渡りの毎日
正直に言う。
再発は、今も怖い。
これは
たまに思い出す不安じゃない。
発作的な恐怖でもない。
もっと静かで、
もっと日常に溶け込んだもの。
健康には、
細心の注意を払っている。
血圧。
体調。
睡眠。
小さな違和感。
全部、見逃さない。
でも、
それで「安心」できるかというと、
そうではない。
感覚としては、
ずっと綱渡り。
落ちないように、
でも過剰に怖がらないように。
集中して、
淡々と、
毎日を歩いている。
ここで大事なのは、
私はネガティブになっているわけじゃない
ということ。
悲観していない。
絶望していない。
人生を諦めてもいない。
ただ、
一度壊れた経験がある人間として、
現実的に警戒しているだけ。
脳出血を経験すると、
自分の体を
無条件には信用できなくなる。
それは
弱さじゃない。
経験に基づいた感覚だ。
「気にしすぎじゃない?」
「もう大丈夫なんでしょ?」
そう言われることもある。
でも、
一度でも
突然すべてが切り替わった経験をした人なら、
この感覚が分かると思う。
私は今も、
普通に笑うし、
普通に生活している。
でもその裏で、
ずっと
バランスを取っている。
ヒーリングって、
怖さが消えることじゃない。
怖さと一緒に生きられるようになること
なんだと思う。
この感覚を、
無かったことにはしない。
このシリーズでは、
「回復しました」
「前向きです」
で終わらせない。
今も続いている現実として、
ここに置いておく。
これは、
弱音でも
後ろ向きでもない。
生き延びた人間の現在地。
それだけの話。
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#再発の怖さ
#綱渡り
この話は「ヒーリング|脳出血」カテゴリーにまとめてあります。


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