ゴールドコースト教育観察記|第5話

公立 × TAFE × 技術職が「最強ルート」になる理由

ゴールドコーストで暮らしていると、
ある現実に何度も出くわす。

公立高校出身で、
20代にして普通に高収入。

しかも
・学費ローンなし
・仕事は安定
・需要は右肩上がり

日本の感覚だと、
ちょっと理解しづらい構図だ。


TAFEは「大学に行けなかった人の場所」じゃない

まず、ここを完全に捨てた方がいい。

オーストラリアでのTAFEは、
落ちこぼれ救済機関ではない。

・電気
・配管
・建築
・エアコン
・自動車
・IT系技術

全部、
社会のど真ん中で金を生む技術。

しかも
・学費は安い
・実習中心
・即戦力

大学より、
早く・確実に・稼げるルートが多い。


公立高校がこのルートと相性がいい理由

公立高校は
最初からこうだ。

・大学だけが正解じゃない
・手を動かす道も同列
・進路に上下をつけない

だから
TAFEやアプレンティスを選んでも、
「失敗扱い」にならない。

この空気が、
技術職ルートを選びやすくしている。


私立では起きにくい理由

逆に、私立高校ではどうか。

・大学進学が前提
・TAFEは「例外」
・技術職は選択肢の外に置かれがち

私立で
TAFEを選ぶと、
空気が一段変わる。

止められはしない。
でも、歓迎もされない。

これは差別じゃない。
設計の問題。


収入の話をすると、現実はもっとエグい

現実ベースで言うと、

・公立 → TAFE → 技術職
→ 20代で年収100k超、普通にいる

・私立 → 大学 → 文系
→ 学費回収に苦戦、30代で停滞

もちろん全員じゃない。
でも「よくある話」。

ルートの問題であって、
本人の優劣じゃない。


親が一番混乱するポイント

親世代はこう思って育ってきた。

「大学に行けば安定」
「専門職は下」

でもオーストラリアでは、
この前提がすでに壊れている。

白い仕事=上
青い仕事=下

この序列が、
ほぼ機能していない。


第5話の結論

ゴールドコーストでは、

・公立高校
・TAFE
・技術職

この組み合わせが、
**最短で“生活を安定させるルート”**になることがある。

私立か、公立か。
大学か、TAFEか。

大事なのはそこじゃない。

その子に合った時間軸と、
詰まない設計かどうか。


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#公立高校
#進路設計

※この話は「教育」カテゴリーにまとめています。

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