──それでも日本が変われない理由。
ここまでで整理した。
- 1話目:
日本のブルーカラーが評価されないのは能力ではなく設計ミス - 2話目:
海外ではスキルと需給で賃金が決まる - 2.5話:
日本でも独立で稼げる人はいるが再現性は低い - 2.75話:
オーストラリア介護はNDISだけが成立する設計
ここまで来ると、
次の疑問はこれ。
「じゃあ、なんで日本は変えないの?」
理由①
変えると、困る人が多すぎる
日本の今の構造は、
・多重下請け
・低賃金
・長時間
・我慢前提
これで
成立してしまっている人たちがいる。
- 元請け
- 管理側
- 中間搾取層
現場の賃金を上げる=
この人たちの利益が削れる。
だから変わらない。
理由②
「自己責任」という魔法の言葉
賃金が低い
↓
「努力が足りない」
「勉強しなかったから」
「選んだ本人の責任」
こうして
構造の問題を、個人に押し付ける。
これは
国にとっても
企業にとっても
都合がいい。
理由③
現場の声は、上に届かない
ブルーカラーは、
- 忙しい
- 疲れている
- 発信力がない
だから、
・制度設計
・政策
・賃金決定
この場に
参加できない。
結果、
「現場を知らない人」が
現場のルールを決め続ける。
すでに起きている現象
・若者は来ない
・技能は継承されない
・外国人労働者頼み
・それでも単価は上げない
これ、
一時的な人手不足じゃない。
構造的な崩壊の初期症状。
それでも日本は言う
「人がいない」
「若者が根性ない」
「外国人が必要だ」
違う。
人は、逃げているだけ。
評価されない場所から
正当に評価される場所へ。
それは
怠けでも裏切りでもない。
合理的な選択。
3話目の結論
日本のブルーカラー問題は、
・能力の問題でも
・若者の問題でも
・個人の努力不足でもない
変わらない設計を、
変えない選択を続けている社会の問題。
人が足りないのに
給料を上げない国。
技能が必要なのに
技能を安く扱う国。
それが
今の日本。
このシリーズの着地点
この先、
日本で起きることは
もう見えている。
- 二極化
- 空洞化
- 技能の国外流出
止める方法は一つだけ。
前提を変えること。
でもそれは、
国がやらなくてもいい。
気づいた個人から、
設計を変えて、出ていくだけ。
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#働き方の未来
#前提の外に出る
この話は「前提」カテゴリにまとめてあります。


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