みんな知ってる。でも、誰も渡してない話|第12話

――善悪で考えると、必ず詰む理由

問題が起きたとき、
人はつい
善い/悪いで考えたくなる。

・どっちが正しいか
・どっちが間違っているか
・誰が悪いか

一見、
整理しているようで、
実は一番詰みやすい思考。


善悪は、解決を遅らせる

善悪で考え始めると、
こうなる。

・立場を守る
・言い訳が増える
・感情が前に出る

問題そのものより、
評価の防衛戦が始まる。

この時点で、
設計の話は消える。


善悪は、構造を見えなくする

善悪で見ている限り、
焦点は常に「人」。

・誰が悪い
・誰が我慢すべき
・誰が直すべき

でも多くの場合、
壊れているのは
人じゃない。

構造。

未設計の場所に
人を当てはめているだけ。


善人ほど、詰む

皮肉だけど、
一番詰みやすいのは
善い人。

・空気を壊したくない
・自分が引けば済む
・責められたくない

結果、
未設計を
自分の耐久力で埋める。

善悪思考は、
善人を消耗させる。


設計は、善悪を使わない

設計は
冷たい。

でも
公平。

・誰がやるか
・どこまでやるか
・止まる条件は何か

ここに
善も悪もない。

機能するかどうか
それだけ。


善悪を外すと、前に進む

善悪を外した瞬間、
見えるものが変わる。

・誰が悪いか → どこが未設計か
・なぜ分かってくれない → 何が決まっていないか
・我慢すべき → 構造に戻す

ここから
再設計が始まる。


判断を、感情から切り離す

感情は大事。
でも
設計に混ぜない。

善悪で裁く前に、
構造を疑う。

それが
詰まない人の思考。

次は
「感情を前提にすると壊れる理由」
に進む。


この話は「当たり前を構造にする」カテゴリにまとめてあります。

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