― 日本は「稼ぐ国」ではなく、「整える国」になった ―
日本がダメになった、
という話をしたいわけじゃない。
むしろ逆だ。
日本は、役割が変わった。
かつての日本は、
・働けば伸びる
・作れば売れる
・長くいれば報われる
「稼ぐ」ことに、
国家全体が最適化されていた。
だから
多少初任給が低くても、
後で取り返せた。
でも今は違う。
今の日本が強いのは、
・治安
・インフラ
・医療
・教育
・秩序
つまり、
生活を整える力。
これは世界的に見ても、
かなり高水準だ。
ただし、
爆発的に稼ぐ仕組みではない。
問題は、
この役割の変化を
誰もはっきり言語化してこなかったこと。
「まだ稼げるはず」
「そのうち戻る」
「我慢すれば報われる」
そう言い続けた結果、
前提だけが古いまま残った。
整える国で、
稼ぐ設計をしようとすると、
無理が出る。
・給料は急に上げられない
・差をつけられない
・失敗を許しにくい
・動く人ほど浮く
これは欠点というより、
性質だ。
ここを取り違えると、
期待がズレる。
・若者は夢を置けない
・企業は人が来ない
・国は「なぜだ」と首をかしげる
でも実際は、
場所が違うだけ。
日本は、
・基盤を作る
・生活を安定させる
・学ぶ土台を整える
これが得意な国。
一方で、
・跳ねる
・急成長する
・リスクを取る
これは、
外の役割になった。
だから最近は、
こういう生き方が増えている。
・日本で育つ
・外で稼ぐ
・また戻る
・分散して生きる
日本を捨てるわけでも、
盲信するわけでもない。
使い分ける。
夢が高すぎるんじゃない。
国の役割を、
一つに期待しすぎていただけ。
整える国で、
どう夢を見るか。
次は、
じゃあ私たちは、
どこで夢を見るのか
その話で、このシリーズを締める。
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#構造
※この話は「日本の前提」カテゴリにまとめてあります


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