第7話|修羅場を抜けたあとに来る「後遺症」

修羅場が終わったあと、
不思議な感覚に襲われる人がいる。

もう忙しさは落ち着いた。
子どもも手が離れ始めた。
時間も、少し戻ってきた。

なのに——
気持ちが戻ってこない。


修羅場は終わっても、身体と脳はまだ戦っている

修羅場の最中、
人はずっと緊張状態にいる。

・気を張り続ける
・先回りし続ける
・失敗しないように構える

これが長期間続くと、
修羅場が終わっても
スイッチが切れない。

身体と脳は、
まだ「警戒モード」のまま。


何もないのに落ち着かない理由

・急に不安になる
・何かしなきゃいけない気がする
・休むと罪悪感が出る

これ、怠けじゃない。

修羅場仕様のままだから

危機に備えていた身体が、
平常運転に戻る練習をしていないだけ。


「もう大丈夫」が信じられない

周りからはこう言われる。

「もう楽になったでしょ」
「余裕できたじゃん」

でも本人は、
それを実感できない。

それもおかしくない。

修羅場では、
「大丈夫だと思った瞬間に崩れる」
経験を何度もしてきたから。


後遺症は、回復の途中に出る

この状態は、
悪化じゃない。

回復フェーズの入口

身体と脳が、
少しずつ力を抜く練習を始めている。

時間がかかるのは、
それだけ長く踏ん張ってきた証拠。


いきなり元に戻らなくていい

修羅場前の自分に
戻る必要はない。

戻れなくてもいい。

これから必要なのは、
フル稼働じゃない。

余白に慣れること。


修羅場を抜けたあなたへ

もし今、
理由のない不安や
落ち着かなさを感じているなら、

それは壊れているサインじゃない。

長い修羅場を、
ちゃんと生き延びた証拠
だ。

回復は、
静かに進む。

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