第1話では、
「8番目の世界の不思議」と呼ばれるものが
建物でも自然現象でもなく、
複利だという話をした。
今回は、
そのときに一度スルーした話を、ちゃんと拾う。
アインシュタインは、本当にこの言葉を言ったのか?
結論から言うと、
確実な証拠はない。
アルベルト・アインシュタイン
の論文、講演、手紙、公式記録。
どこを探しても、
「複利は人類最大の発明だ」「8番目の世界の不思議だ」
という原文は見つかっていない。
いわゆる
“アインシュタイン名言あるある”のひとつ。
あとから誰かが言った言葉に、
「アインシュタインが言ってそう」
というラベルが貼られただけ、
という可能性が高い。
じゃあこの言葉は、
間違いなのか。
私は、
そうは思わない。
事実と思想は、別だから。
「誰が言ったか」は事実。
「何を言っているか」は思想。
この言葉が面白いのは、
アインシュタインが言ったかどうかじゃなくて、
今でも世界中で使われ続けているという点。
もし中身が薄かったら、
とっくに消えてる。
それが残ってるってことは、
多くの人が
「これ、現実そのままだな」
って感じてきたから。
実際、
この言葉を引用し続けている人物がいる。
Warren Buffett。
彼は、
アインシュタインが言ったかどうかを
検証したかったわけじゃない。
ただ、
この考え方で人生を設計すると、
どうなるか
を、自分の人生で証明してきただけ。
だから私は思う。
この話で大事なのは、
「名言の真偽」じゃない。
その前提で生きたら、
世界がどう見えるか。
複利は、
信じた人を急がせない。
でも、
裏切らない。
この言葉が残り続けている理由は、
そこにある。
次回は、
じゃあなぜ人は
この前提を信じきれないのか。
なぜ複利は
「知ってるのに使えないもの」になりやすいのか。
人間の脳の話をする。
このシリーズは、
#お金の前提 #複利 #前提 #世界の不思議 #人生設計
そういう文脈の中で続いていく。


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