2026-01

1 前提 構造 世界

シリーズ|前提の外に出た話【第2話】

ひとつ先に言っておく。私は今、日本で働いているわけじゃない。オーストラリアに住んで20年になる。でも25年前、日本で働いていた。そのときの感覚は今でもはっきり覚えている。できる人ほど忙しくなりできる人ほど任され断れない人ほど消耗する。あれは...
1 前提 構造 世界

シリーズ|前提の外に出た話【第1話】

日本では、できる人ほど忙しくなる。できる人ほど任されて、できる人ほど断れなくて、気づいたら一番消耗している。これ、能力の問題じゃない。前提の問題。日本には「できる人が、できることを全部やるのが正しい」という前提がある。だから仕事は振られ、役...
ボート生活

⑤ 女性から見たボートコミュニティの違和感

― 海の上の生活・女性の視点 ―まず、事実から書く。ボートコミュニティに、女性はいない。正確に言えば、コミュニティの中にいるのは100%男性のみ。「いる」と「数えられている」は違う女性が物理的に存在していないわけではない。船に女性はいる家族...
ボート生活

④ 海の上の序列は、何で決まるのか

― ボート生活の現実・内部構造 ―海の上は、フラットじゃない。これは、撤退してからはっきり言語化できたこと。ただし、その序列はお金でも、船の大きさでもない。序列① 船の価格では決まらない高い船に乗っている人が必ずしも「上」ではない。新しい大...
ボート生活

3 撤退して初めて見えた、海の上の無言の序列

― 海の上の生活・女性から見たボートコミュニティ③ ―海の上には、細かいルールが少ない。その代わり、はっきり書かれていない「序列」がある。それは誰かが説明してくれるものじゃない。長く関わるうちに、空気として分かってくるものだ。誰が決める人な...
借金

When Debt Becomes a Tool — Not a Chain

What “Non-Trapping Debt” Actually Looks LikeBy now, we’ve talked about freedom, limits, and realism.So the next question...
借金

借金が鎖になる瞬間 4話

──「道具としての借金」が成立する条件借金は悪だ、という話をしたいわけじゃない。同時に、「うまく使えば問題ない」とも言わない。ここで扱うのは、もっと現実的な話だ。借金は、ある地点を越えた瞬間に“性質が変わる”。それまで道具だったものが、気づ...
aya story

2-34|Coronet Peak、14年ぶりに滑った日

Coronet Peak に行った。ここで私は、14年ぶりに滑った。最初は初心者用のマジックカーペットエリア。アルビーとボードをシェアしながら、ゆっくり楽しんだ。思っていたよりできて、正直ほっとした。午後になって、芋が「俺の板使っていいから...
③ お金の前提

世界の家計 1話|家計は「能力差」で分かれたわけじゃない

世界の家計は、最初から大きな差があったわけじゃない。収入の多い国と少ない国。制度が整った国と、そうでない国。そうした違いはあっても、家族を守りたい将来に備えたいという気持ちは、どこも同じだった。それでも今、家計の「重さ」にははっきりした差が...
③ お金の前提

東アジアママ 総括編|家計を「設計」で回すという選択

ここまで、東アジアママの家計について5話にわたって書いてきた。家計感覚が特殊だということ。我慢と感情で回してきた理由。最初の一手は数字を見るだけだということ。判断基準を切り替える必要があること。そして、やらなくていいこと。どれも新しいノウハ...