判断は「全部」渡さない。どこまで渡すかを決める
最終段階の話になると、
よくこう言われる。
「最後は家族に任せればいい」
「そのとき考えればいい」
でも、
それが一番きつい。
問題は「判断を渡すこと」じゃない
勘違いされやすいけど、
問題は
判断を他人に渡すことじゃない。
どこまで渡すかを決めていないこと
ここが一番の地雷。
・全部お任せ
・その場判断
・空気で決定
これが始まると、
家族は一気に消耗する。
判断には「種類」がある
最終段階で発生する判断は、
ひとまとめにできない。
たとえば、
・お金の判断
・住まいの判断
・医療の判断
・延命の判断
・処分の判断
全部を
同じ人に、同じタイミングで
渡す必要はない。
大事なのは「段階で渡す」こと
判断は、
一気に手放すものじゃない。
段階で渡す。
・元気なうちは自分
・判断が重くなったら一部委任
・完全に無理になったら全面委任
この順番を
先に決めておくだけで、
最終段階はかなり静かになる。
「誰に渡すか」より先に決めること
多くの人は
「誰に任せるか」で悩む。
でも本当は、
順番が逆。
先に決めるのは、
何を、どこまで渡すか。
・お金の運用はここまで
・売却判断はこの条件で
・医療判断はこのラインで
これが決まっていれば、
誰がやっても
大事故になりにくい。
判断を残す=縛る、ではない
誤解されがちだから、
はっきり書く。
判断を残すのは、
家族を縛るためじゃない。
迷わせないため。
・善意で揉めない
・責任を押し付けない
・後悔を残さない
これが、
終活で一番大事な役割。
最終段階は「自分のため」じゃない
正直に言う。
最終段階の設計は、
自分のためじゃない。
残される人が壊れないため。
判断が何も残っていないと、
家族は
ずっと迷い続ける。
それだけは、
避けたい。
最後に
全部決めなくていい。
でも、
何も決めないは一番きつい。
最終段階でやることは、
未来を縛ることじゃない。
判断の地雷を、先に除去すること。
#70代 #終活 #最終段階 #人生設計 #判断
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