結果が出ない時間を、失敗にしない教育|第3話

伸びてない子、って言い方がある。

成績が上がらない。
結果が見えない。
周りと比べると遅い。

でも、
本当に危険なのは
「伸びてない」ことじゃない。

伸びてないように“見えた瞬間”

ここで、
大人が一斉に動き出す。

・やり方を変えよう
・環境を変えよう
・今のままじゃダメかも
・何か足りないんじゃないか

全部、善意。
全部、心配。

でもこの瞬間が、
一番根を切りやすい。

まだ育ってないだけの時期に、
「問題」が発生した扱いをされると、
子どもはこう受け取る。

「今の自分は、
まだ途中なのに
もう評価された」

ここで折れるのは、
能力じゃない。

自己認識。

・自分は遅い
・自分は足りない
・自分は要修正

このラベルが、
根より先に貼られる。

するとどうなるか。

伸びる前に、
守りに入る。

失敗しない選択をする。
怒られない行動を選ぶ。
目立たない場所に移動する。

これ、
一見おとなしく見えるけど、
実は成長が止まってる状態。

だから私は思う。

伸びてないように見える子に
一番必要なのは、
テコ入れじゃない。

評価を遅らせること。

まだ途中だよ、って
大人が先に理解しておくこと。

できてないことより、
続いてることを見る。

結果より、
踏ん張ってる時間を見る。

それだけで、
子どもは自分のペースを
取り戻す。

教育で一番やっちゃいけないのは、
「結論を急ぐこと」。

早く白黒つけたくなるのは、
大人の不安。

でも、
その不安を
子どもに渡す必要はない。

結果が出ない時間は、
空白じゃない。

準備中。

この前提を
大人が持てているかどうかで、
子どもの未来は
静かに分かれる。

このシリーズは、
伸ばす方法じゃなく、
折らない考え方
教育として積んでいる。

この話は教育シリーズとして続いていくし、文脈としては #教育 #子育て #前提 #結果が出ない時間 #評価を遅らせる そんな場所に置いてある。

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