今の進路の空気って、
実は30年前とほとんど同じだ。
・いい大学
・いい会社
・安定
・脱落しないこと
この並び、
90年代で完成して、
そのままアップデートされていない。
おかしいのは、
現実はとっくに変わっていること。
・終身雇用は崩れ
・年功序列は形骸化
・大卒でも非正規
・ホワイトカラーは飽和
なのに
進路の前提だけが
「大学=保険」のまま残っている。
この前提、
誰が握っているかというと
実は学校でも国でもない。
一番強いのは、
親世代の成功体験だ。
・大学に行った
・就職できた
・なんとか生きてこれた
この「なんとかなった」が、
そのまま
次世代への正解としてコピーされる。
でもね、
それは
当時の環境で成立した話。
・人口は増えていた
・企業は成長していた
・ポストは空いていた
同じルートを通っても、
今は
同じ場所に着かない。
それでも
前提が更新されない理由は単純。
前提を疑うと、
自分の人生選択まで
揺らいでしまうから。
「大学に行って正解だった」
この物語を守るために、
社会全体で
同じ進路OSを延命している。
だから起きる。
・目的のない進学
・中身のない学歴
・使われない学部
・回収不能な奨学金
これは
若者の怠慢じゃない。
古いOSを、
新しい現実に無理やり当てているだけ。
進路OSは、
誰かが悪意で作ったものじゃない。
ただ
更新されないまま残っただけ。
でも、
更新されないOSは
必ず不具合を起こす。
このシリーズでやっているのは、
「大学を否定すること」じゃない。
前提を疑うこと。
どのルートを選ぶにしても、
OSが古いままじゃ
判断を誤る。
次回は、
この進路OSと
ブルーカラーの地位と賃金が
どう直結しているか。
大学問題が
なぜ労働問題なのか、
そこを切る。
#とりあえず大学
#進路OS
#30年変わらない前提
#親世代の成功体験
#教育
この話は「教育」カテゴリーにまとめてあります。


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