第2話|なぜ若者は「職歴の穴」を恐れるのか

動画の中で、

若い女性出演者が言った。

「職歴に穴が開くの怖くないの?」

この一言、ずっと引っかかっている。

26歳だよ?

失敗してもいくらでもやり直せる年齢。

なのに「穴」が先に出てくる。

なぜだろう。


① 会社員前提OS

多くの若者の頭の中には、

「いつでも会社員に戻れる状態を維持せよ」

という前提が入っている。

・ブランクはマイナス
・転職回数は少ない方がいい
・履歴書はきれいに

挑戦よりも「戻れる設計」。

これ自体は合理的。

でも、挑戦より安全が優先される。


② 情報環境が不安を増幅する

同じ情報環境では、

・リストラ
・不景気
・AIに奪われる仕事
・終身雇用崩壊

こういうニュースが流れ続ける。

だから若者はこう考える。

「一度外れたら戻れないかもしれない」

不安が先に立つ。


③ 親世代の影響

親世代は、

・安定が正義
・公務員最強
・大企業安泰

という時代を通ってきた。

その価値観は、まだ残っている。

若者は無意識に

「安定を崩すな」

というメッセージを受け取っている。


④ 本当は挑戦が怖いのではない

怖いのは挑戦じゃない。

怖いのは、

戻れなくなること。

セーフティネットを失うこと。

だから「職歴の穴」という言葉が出る。


でもここで考えたい

26歳の失敗は、

致命傷なのか?

それとも経験値なのか?

48から見ると、

26の失敗は実験。

でも若者から見ると、

一発退場のように感じる。

この認識の差は大きい。


第2話の結論

若者が「職歴の穴」を恐れるのは、

挑戦が嫌いだからではない。

不安が常に供給されているから。

会社員前提OSが強いから。

でも本当に怖いのは、

挑戦そのものより、

無設計挑戦。

ここを切り分けないと、

攻めも守りも全部ごちゃ混ぜになる。

次は、

アルゴリズムがどうやって
この不安と刺激を同時に増幅しているのか。

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