――「ありがとう」が出てこない理由は、性格じゃない
「感謝できない人はダメだ」
「もっとありがたく思いなさい」
こういう言葉を、よく聞く。
でも私はずっと違和感があった。
感謝って、そんなに努力してひねり出すものだろうか?
結論から言うと、
感謝できない原因は、性格じゃない。
現実を、ちゃんと見ていないだけだ。
感謝=ポジティブ、ではない
多くの人は、
感謝を「前向きな気持ち」「いい心がけ」だと思っている。
でもそれは逆だ。
感謝は
・気持ちを盛った結果でも
・我慢したご褒美でも
・自分を納得させる言葉でもない。
現実を直視した“あと”に、残るものだ。
見ていない現実
感謝が出てこないとき、
だいたい見ていないのはこのあたり。
・本当の収入
・実際の生活水準
・家計の余白
・体力や年齢
・誰が何を我慢して、この生活が成り立っているか
ここを見ずに、
「本当はもっとできるはず」
「こんなはずじゃない」
を重ねると、
感謝は消える。
それは当然だ。
幻想の上では、何も満たされない。
感謝できないのは、贅沢だからじゃない
よく
「恵まれているのに感謝できないのは贅沢だ」
と言われる。
でも違う。
恵まれているかどうかの前に、
自分が立っている場所を把握していないだけ。
現実を見ていない人は、
感謝できない。
現実を見た人は、
無理に感謝しようとしなくても、
静かに納得する。
その納得の延長線上に、
感謝がある。
私が「感謝」を思想として扱う理由
私は
「感謝しよう」とは言わない。
代わりに
・数字を見る
・構造を見る
・前提を確認する
そうすると、
勝手に感謝が残る。
だからこのブログで書いている感謝は、
優しさの話でも
精神論でもない。
現実認識の話だ。
感謝ができない自分を責めなくていい。
まずは、
どこを見ていないのかを見る。
それだけでいい。
#感謝
#現実認識
#前提
#家計の話
#詰まない設計
※この話は「感謝」カテゴリにまとめてあります。


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