──これは能力の話じゃない。設計ミスの話だ。
日本のブルーカラーの仕事。
工場、建設、物流、介護、清掃、メンテナンス。
正直に言う。
これ全部止まったら、社会は一瞬で詰む。
それなのに、
地位は低い。
賃金は上がらない。
「代わりはいくらでもいる」扱い。
おかしくないか?
勘違い①
ブルーカラーは誰でもできる仕事
違う。
今の現場は、
・経験
・判断力
・危険回避
・段取り
・体力管理
全部いる。
むしろホワイトカラーより
再現性が低く、属人性が高い仕事も多い。
誰でもできる仕事なんて、
もう日本には残ってない。
勘違い②
賃金が低いのは生産性が低いから
これも違う。
日本のブルーカラーの賃金が低い理由は一つ。
👉 年功序列 × 終身雇用の残骸
この制度、
本来はホワイトカラー用の仕組み。
・若い=安い
・長くいる=正義
・技能より在籍年数
これを
現場仕事にそのまま当てはめた。
結果どうなったか。
腕があっても給料は上がらない。
若くて優秀でも評価されない。
「作業=下」という誤った序列が固定化。
日本特有のやばい前提
スーツ=上、作業着=下
これ、世界で見るとかなり異常。
海外では
電気工・配管工・建設技師は
普通に高収入・高ステータス。
日本だけが
「体を使う=頭を使ってない」
という前提から抜けられていない。
いや、
頭も体も使ってるからな、現場。
さらに賃金を潰す構造
・下請け
・孫請け
・派遣
・外注
現場の人の給料は
ずっと削る対象にされてきた。
価格転嫁はしない。
でも品質は求める。
責任は現場。
この設計、
30年以上アップデートされていない。
データでも見える現実
OECDの比較でも、
日本は
・技能労働者の賃金が低い
・年齢と賃金の結びつきが異常に強い
欧米は
・スキル
・需給
・専門性
で、賃金が決まる。
日本だけが
「長く我慢した人が偉い」設計。
今、何が起きてるか
・若者が来ない
・技能が継承されない
・外国人労働者に依存
・それでも賃金は上げない
結果。
人手不足なのに安い。
希少価値なのに評価されない。
完全に構造崩壊の入口。
これから起きること(ほぼ確定)
・日本人は現場を選ばなくなる
・技能職は海外へ流れる
・国内は外国人頼みか、崩壊
それでも
「若者が根性ない」
で片付けるなら、
この国は
本気で詰む。
結論
ブルーカラーの地位が低いのは、
能力のせいじゃない。
努力不足でもない。
古い前提と、壊れた設計を放置した結果。
これは
個人の問題じゃない。
社会の設計ミスだ。
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