──技術系で独立すれば、日本でも稼げるのか?
ここで、よく出てくる疑問。
「日本でも、技術系で独立してる人は稼げてるよね?」
これは半分正解で、
半分はかなり危険な誤解。
結論から言う
稼げている人は、確かにいる。
でもそれは、
誰でも再現できる話ではない。
稼げている独立技術者の正体
日本で「勝っている」技術系独立組には、
はっきりした共通点がある。
・元請け、もしくは直請け
・特定分野に特化(ニッチ)
・営業力、もしくは強い人脈
・見積もりを自分で出す
・価格決定権を持っている
・仕事を断れる立場にある
つまりこの人たちは、
技術者である前に、事業者。
腕がいいだけでは、
ここには行けない。
見えにくい現実
稼げない独立組は、もっと多い
一方で、かなり多いのがこのパターン。
・下請けのまま独立
・仕事は元請け頼み
・単価は言い値
・休んだら収入ゼロ
・責任とリスクだけ増える
これ、
サラリーマン時代と
ほとんど立場が変わっていない。
独立したのに、
主導権がない。
日本特有の「独立の罠」
日本では、
・多重下請け構造
・単価が不透明
・元請けが強すぎる
・断る=干される文化
この前提のまま独立すると、
「独立=下請けの延長」
になる。
結果、
独立=自由でも高収入でもなく、
ただ不安定な働き方になる人が大量に出る。
海外との決定的な違い
海外では、
・独立=直請け前提
・単価は市場価格
・技術は個人資産
・断る自由がある
日本では、
・独立=下請け前提
・単価は相手次第
・技術は会社のもの扱い
・我慢が正義
この差が、
「独立したら勝ち」という幻想を
危険なものにしている。
2.5話の結論
日本でも、
技術系で独立して
稼いでいる人はいる。
でもそれは、
技術 × 営業 × 価格決定権
この3つを
すでに持っている人だけ。
独立すれば何とかなる、
ではない。
独立できる構造を持っている人だけが、
独立で勝てる。
これは
個人の根性の話じゃない。
設計の話。
#ブルーカラー
#技術職の現実
#独立の話
#下請け構造
#前提の外に出る
この話は「前提」カテゴリにまとめてあります。


コメント