― お金を増やす前に、壊れない構造を

「家計設計屋って、結局なにをする人ですか?」この質問、実は一番多い。
そして一番ズレやすい。家計設計屋は、節約アドバイザーでもない。
投資を勧める人でもない夢を語るスピ系でもない。
一言で言うと、生活が破綻しない構造を、数字で組む人。それが家計設計屋だ。
家計が壊れる理由は「収入が少ない」じゃない
多くの人はこう思っている。
収入が上がれば楽になる
投資で増やせば解決する
我慢が足りないから貯まらない
全部、少しずつ違う。
家計が壊れる最大の理由は、お金の使い道に役割分担がないこと。
生活費と未来費が混ざっている
不安と欲望が同じ財布に入っている
自分でも、何にいくら使っていいか分からないこの状態で収入だけ増やしても、漏れる穴が大きくなるだけ。
家計設計屋が最初にやること最初にやるのは、節約でも投資でもない。
やるのはこれだけ。
今の収入
今の固定費
今の生活費
今の「なんとなく不安」これを全部、一枚の紙に出す。
数字を並べると、ほぼ全員がこう言う。「…ここがヤバいですね」自分で気づく。
それが一番重要。
家計設計屋は「正解」を押しつけないこの保険に入りなさいこの投資をしなさいそんなことは言わない。
やるのは、これは生活費これは守るお金これは攻めてもいいお金と、色分けするだけ。
すると、使っていいお金に罪悪感がなくなる。貯めるお金に理由ができる。投資がギャンブルじゃなくなる。お金が感情から離れる。
家計設計屋は「金額」より「耐久性」を見る。
月いくら貯められるかより、もっと大事なのはこれ。
この生活、10年続く?
病気になったら仕事が減ったら家族に何かあったらその時、家計が耐えられるか。
家計設計屋は、一番しんどい未来を基準に設計する。
楽観じゃない。だから壊れにくい。
最後に家計設計屋は、お金を増やす魔法使いじゃない。
でも、何に怯えているかどこまで攻めていいか何を守ればいいかこれを自分で説明できる状態にする。
それが仕事。
もし今、頑張っているのに不安が減らないなら。必要なのは知識じゃない。
設計だ。
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