― オーストラリアで20年、生き残った私の問題解決法 ―
オーストラリアで暮らしていると、
必ず訪れる瞬間がある。
「これ、私ひとりで解決しないと終わらないな」
ビザ、仕事、住まい、契約、医療、学校、トラブル。
誰かが助けてくれる前提は、ここにはない。
そんな場面で、
私が一切やらないことがある。
それは、
「相手が私のことをどう思うか」を考えること。
考えた瞬間、詰むからだ。
だから私は、
押す。
押す。
押しまくる。
丁寧さより結果。
空気より期限。
感情より解決。
きっと相手から見た私は、
嫌な女。
めんどくさい女。
しつこい女。
それでいい。
生活が止まるより、ずっとマシだから。
ただし、ひとつだけ
必ず守っていることがある。
最後に、必ず言う。
「ありがとう」
「助かった」
「あなたのおかげ」
笑顔で、何度でも。
前半は鬼でもいい。
でも、後半で人として回収する。
このやり方で、
私は20年、オーストラリアで生活を回してきた。
優しくて、
空気を読んで、
我慢して、
何も進まない人を、何人も見てきた。
これは性格の話じゃない。
強さの話でもない。
生存戦略の話だ。
嫌われる勇気より、
詰まない選択。
私はずっと、
そっちを選んできただけ。
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#詰まない設計
※この話は、「前提」カテゴリにまとめてあります。


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