― 若いほど不利になる国で、未来はどう扱われているのか ―
日本の雇用を眺めていて、
一番違和感があるのはここだ。
若いほど、給料が低い。
これは当たり前のように受け止められている。
経験が浅い。
未熟だから。
まだ投資期間だから。
でも、本当にそうだろうか。
若いということは、
・体力がある
・吸収が早い
・長く働ける
・変化に適応できる
本来は
一番リターンが期待できる存在のはずだ。
それなのに日本では、
若さは「割引対象」になる。
未来への投資ではなく、
コストとして扱われている。
賃金カーブを見れば分かる。
・20代:低い
・30代:やっと生活が回る
・40代:責任と引き換えに少し上がる
給料が上がる頃には、
守るものが増え、
動けなくなっている。
これは偶然じゃない。
日本の雇用は、
「人を固定する」ことに最適化されている。
・若いうちは安く使う
・生活が重くなった頃に少し上げる
・簡単に辞められない状態を作る
結果、
・挑戦は減り
・移動はリスクになり
・若さは消耗される
未来を伸ばすより、
今を安定させる設計だ。
若い世代が
・慎重になり
・早く結論を出し
・外を見始めるのは
自然な流れだ。
ここに夢を見ろと言われても、
合理性が合わない。
頑張れば報われる、ではない。
残れば、少し楽になるだけ。
よく
「最近の若者は安定志向だ」と言われる。
逆だ。
不安定な設計の中で、
一番損をしない選択をしているだけだ。
夢を見ないのではなく、
夢を見る場所を選んでいる。
若さが
・投資にならず
・評価されず
・後回しにされる国で
未来は、どう扱われているのか。
この問いに答えない限り、
「人が育たない」「人が出ていく」は止まらない。
次は、
なぜ優秀な人ほど日本を出ていくのか
その構造を整理する。
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※この話は「日本の前提」カテゴリにまとめてあります


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