住宅は資産か負債か?オーストラリア不動産神話の正体を解説

第5話|住宅は資産か?負債か?

この問いは危険だ。

なぜなら、
感情が先に動くから。

「家は資産に決まってるでしょ。」

ほんとか?


住む家はキャッシュを生まない

まず事実。

自分が住む家は、

  • 家賃を生まない
  • 配当も出ない
  • 現金収入はゼロ

むしろ、

  • 固定資産税
  • 保険
  • 修繕費
  • 金利

キャッシュは出ていく。

この構造だけ見れば、

キャッシュフロー上は負債。


でもオーストラリアは上がってきた

https://nucleuswealth.com/hubfs/Imported_Blog_Media/SydneyHouseIncome-2020-02-15-153301-1.png
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現実として、

シドニーもメルボルンも
クイーンズランドも

長期的には価格上昇してきた。

だからこう言われる。

「ほら、資産でしょ?」


キャピタルゲイン神話の落とし穴

確かに値上がりはある。

だが考えてほしい。

  • 売らないと利益は確定しない
  • 売ると次の家も高い
  • 取引コストが高い(印紙税など)
  • 金利負担を差し引く必要がある

さらに。

上がる前提でMAX借入。

これが一番危険。


住宅の“本当の価値”

ここで視点を変える。

住宅の価値は

  • 安定
  • 居場所
  • コントロール感
  • 子どもの学区
  • 心理的安全

これは数字では測れない。

だから単純に

「資産 or 負債」

で切ると本質を外す。


問題は“神話で借りる”こと

危険なのはこれ。

「豪州は必ず上がるから大丈夫」

未来は保証されていない。

金利も経済も人口も政策も、

全部変わる。

住宅は資産になり得る。

だが、

神話を前提に設計すると破綻する。


鬼の整理

住宅は

✔ キャッシュフロー上は負債
✔ 心理的には安心装置
✔ 市場次第で資産にもなる

つまり、

状態依存の存在。

だからこそ、

借入額と余白設計が全て。


家は悪じゃない。

でも、

「上がるからOK」

この思考停止が一番怖い。

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