大学は「行けば勝ち」の国じゃない
日本の感覚でオーストラリアを見ると、
どうしてもこの前提が残る。
「大学に行けば、とりあえず安泰」
でも、ゴールドコーストで見える現実は、
もうその前提が機能していない。
大学進学は「ゴール」じゃない
オーストラリアでは、
大学は通過点でしかない。
・入ったから安定
・出たから高収入
そんな保証は、最初からない。
問われるのは
大学の“あと”で何ができるか。
学位そのものの価値が下がっている
理由はシンプル。
・大学進学率が高い
・学位がコモディティ化している
・「持っていて当たり前」になっている
特に文系学位は、
差別化になりにくい。
結果、
・最初の仕事は取れる
・でも、その先で詰まりやすい
この構造が生まれる。
大学より強いルートが普通に存在する
一方で、ゴールドコーストでは、
・TAFE
・アプレンティス
・技術職
これらが
大学より早く、強く、安定するケースが珍しくない。
・需要が明確
・仕事が消えにくい
・独立もしやすい
「大学に行かなかった」ではなく、
「別のルートを選んだ」だけ。
親世代の成功体験がズレを生む
親世代は
・大学に行く人が少なかった
・学位の希少性が高かった
だから
「大学=切符」という感覚が残っている。
でも今は
・学位は量産され
・切符の効力は弱まっている
前提が変わったのに、
判断軸だけが昔のまま。
大学が向いている子、向いていない子
ここも切り分けが必要。
大学が向いている子
・研究・理論が好き
・長期で積み上げられる
・専門性を深掘りしたい
向いていない子
・早く社会に出たい
・手を動かす方が得意
・結果が見えないと消耗する
大学は
万能ルートじゃない。
ゴールドコーストでは特に顕著
この街は
・観光
・建築
・メンテナンス
・技術職
こうした仕事が、
街の土台を支えている。
だから
大学卒より、技術を持つ人の方が強い場面が多い。
土地と進路は、
切り離せない。
第10話の結論
オーストラリアは、
もう「大学に行けば勝ち」の国じゃない。
大学は
・選択肢の一つ
・合う人には強力
・合わない人には重荷
大事なのは
学歴じゃなく、時間軸と設計。
行くか、行かないか、ではなく
行ったあと、詰まないかどうか。
#ゴールドコースト
#教育
#大学進学
#進路設計
#海外子育て
※この話は「教育」カテゴリーにまとめています。


コメント